はじまりです(^ω^)
[プエルとオーマ〜シロモグとクロモグ〜]
プエルは今日も空を見上げていた。
「またメルに会いたいな・・・」

オーマにお願いすればいいのだけれど、オーマも疲れちゃうからそんなにお願いも出来ない。
それにオーマはプエルの家にある調理器具に夢中だ。
いつもはそのまま食べている“困ったときのモコモコ”を炒めたらどうなるのか?
はたまた茹でたらいったい・・・。
そんなことを考え、「ハア〜」、「ヘエ〜」とフライパンやなんかを見ながら目をキラキラ輝かせていた。

今夜も月が綺麗に見える。
それだけでも幸せだと思わなくっちゃ。
ボーっと月を見上げていると大きな雲が目に入った。月明かりに照らされた真っ黒で大きな雲。
ゆっくりと流れている。
「邪魔な雲だなぁ。月が隠れちゃうじゃないか。」
そんなプエルの声はもちろん聞こえず、雲はゆっくりゆっくり流れ、月に近づいていく。

そして、月が隠れそうになった時、雲にギョロっと目が出た。
そしてゆっくりと大きく口を開けたではないか。
「えっ!?」
プエルは目を疑った。その瞬間、
パクン
と雲が月を食べてしまったのだ。

☆つづく☆
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